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2021/12/12
今回のブログは「不動産査定」についてお話しします。
不動産の相続の前に事前に売買や生前贈与のため査定をされる方がお見えになられます。
しかし現実は相続が決まってから 査定→販売・仲介→契約→決済 のような感じが多く、
慌ただしく大切な不動産を正当な金額より安く売ってしまうケースも多々あります。
どうしても相続の申告期限があるため仕方ないのもあり、
申告後も被相続人が支払っていた固定資産税や維持費などの思ってもいなかった費用が相続人の生活を圧迫してしまうからかもしれません。
そこで!「不動産査定」を事前に行い相続に対して事前に準備をしておくことで、
相続のもめ事の解消や資金の問題など先に計画を立てておかれることをお勧めします。
特に「空き家」となっております中古住宅など解体費用や遺品整理、不用品など
予算に関わることも多いので合わせてご相談ください。
不動産の査定で注意して頂きたいのは販売後の税金や諸費用、販売スケジュールと販売価格です。
特に「売れる金額と売りたい金額」には差が生じるのは仕方ないものです、
しかしその差が市場とかけ離れてしまうとなかなか売れなかったりして大変ですので・・・
そこはきちんとご提案しますのでご安心を!
ごく稀に仲介契約を取りたいために市場価格より高く査定をしてお客様をその気にさせて契約を取る業者さんもいるのでそこは注意が必要かと思います。
弊社では査定書をお作りする際には市場や評価額と立地、そしてお客様のお考えに合わせたご提案を行います。
お客様の大切な不動産でありますので、コンピューターで10分程の入力で完成する様な査定書でなく、私共はお客様の大切な不動産に合わせ、少しだけお時間を頂き、お客様一人一人に合わせた提案書をお作りしています。
相続の前に事前に査定して対策を練るのも一つの終活になりますので、お気軽にご依頼ください。
次回は 不動産相続5・・・「それぞれの査定」について少しお話しいたします。